ある程度経験を積んでからフリーランスエンジニアとなる人は多いものです。独立して活動を続ける人はエンジニア全体の10%を超えるというデータもありますが、実際に独立するエンジニアの数はもっと多くいます。
途中でリタイヤするのは、フリーランスエンジニアが抱えるデメリットに理由があります。例えば仕事の確保が安定せず、しかもクライアントを探すことから契約に至るまでがなかなか思うようにいかないと嘆く人が圧倒的に多く見られます。
独立する前は同じ業務をこなしていても、フリーで働く人の報酬の高さに魅力を持つものです。けれども会社というバックボーンが無くなってしまうと、仕事はなかなか回ってこなくなります。フリーで働くエンジニアの中でも信頼度の高いところに任せるからです。
そのために大抵は、会社勤めをしている頃に個人でも幾つかの案件を受けて、副業として実績を積み上げるケースが見られます。そうすればクライアントへの信頼度も高まり、独立後はスムーズに仕事を取れるようになるわけです。
このような準備を進めた上で独立する場合は、その後も軌道に乗って仕事を獲得し続けることが可能となるのです。
そのようにして生き残ったフリーランスエンジニアが、全体の10%ほどと言うわけです。さらにデメリットとして、常に業務と並行して営業活動や経理などの雑務に追われるというのもあります。そのような忙しさを上手くマネジメントできる人が生き残ることになります。